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ULTRA-ACT ウルトラマン(リニューアル)

スペシウム光線!

ULTRA-ACT第一弾としてデビューした初代の「初代ウルトラマン」(ややこしい)は、当時アクションフィギュアに開眼してなかったので買いませんでした。そして開眼した後でも、正直あまり出来がよく見えなくて買いませんでした。そんな私みたいな人間にとって、こんなに短期間にリニューアル版を出してくれたのは幸運です。いや、メーカーの策にまんまとはまってるわけですが、それでもカッコいい6兄弟が揃うなら喜んで買います。願わくば、しばらく陽の当たらないであろうメビウスや、平成3部作の中で旧式の造りのまま置き去りにされたティガもリニューアルしてほしいものですが…。

古谷さんのウルトラマン

ULTRA-ACT ウルトラマン(リニューアル)

リニューアルにあたり、このウルトラマンはずいぶん筋肉質にモデルチェンジしました。胸板の厚さはメビウス客演時も目立ってましたが、割れた腹筋はさすがに過剰です。M78星雲人も人間と同じ筋肉構造なのか?という疑問も出てきますから…(笑)。ただ、頭の小さいスリムなボディは、古谷敏さん(ウルトラマンのスーツアクター=アマギ隊員)の入っていたウルトラマンの雰囲気が出ていていいですね。
初代ウルトラマンはずいぶんと人間くさいところがあって、痛がったり、苦しんだり、困ったりしているときのしぐさがリアルに感じられました。なんと言うか、コミカルな演出という雰囲気ではなくて、本当に痛いんだろうなという生々しいしぐさです。古谷さんは特定の格闘技を演技に用いておられた訳でもないようですから、それが良くも悪くもアクションとして現れた結果かもしれません。なので実際は演技じゃない動きもあったんでしょうが、今回のウルトラマンはそういった雰囲気も出せるんじゃないかと思いますね。古谷さんほど長くないもののよく動く手足、大胆に丸まる腰、これらがより人間に近い感情をポーズに乗り移らせてくれます。
発売時の宣伝では、劇中の腰を丸めたファイティングポーズが取れるということを大々的にアピールしていたわけですけど、そういう姿勢は嬉しいもんです。

頭の中のウルトラマン

ULTRA-ACT ウルトラマン(リニューアル)

ただ、今回は幸運にも劇中の姿勢の再現=可動範囲の広さをアピールということになってましたけど、個人的にはどこがどれだけ動くかということより、どれだけ劇中 の雰囲気を再現できるかというところを大事にしてほしいと思ってます。可動範囲とデザイン(ボディライン)との二者択一になるなら、私はデザインの方を優先してほ しいですね。
結局、私が欲しいのは、「よく動くオモチャ」じゃなくて「あの頃見ていたヒーロー(怪獣)」なんでしょうね。劇中のポージングが再現できるのであれば、それ以上の可動範囲は求めない。後で掲載するS.H.モンスターアーツの「メカゴジラ」なんて、劇中ほとんど動かないですからね(笑)。でもあれ、大好きです。
ちょっと話が逸れました。このウルトラマン、劇中の再現という点で言うと、可動範囲や雰囲気、それに顔は素晴らしいと思ってます。ただ、筋肉付けすぎちゃって理想に走った造形になっちゃってるのはちょっとマイナスです。とは言え、この後のラインナップを見てると、どうもこの「理想に走っちゃう」造形はActの宿命なのかもしれません…。

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