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ROBOT魂 <SIDE MASHIN> 龍神丸Ver.2

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SDガンダムで「ディフォルメ」されたキャラクターに馴染んでいた僕の前に、ディフォルメだけどカッコいい、カッコよくて面白いという新しいキャラクターが登場しました。その名も「龍神丸」。登場するアニメの名前は「魔神英雄伝ワタル」です。
敵味方ともに個性的で強烈なキャラクターをそろえ、創界山を1階層ごとにクリアしていくRPG的な展開には惹きつけられました。それとともに、タカラから発売されていたプラクションと銘打たれたプラモデルも夢中で集めたものです。各キャラクターごとに特徴的なアクションがギミックとして実装され、そのアクションが劇中での活躍と近いものであればあるほど購買欲をそそりました。敵側もあるていど商品化されたとくれば、コレクション熱に拍車が掛かるもの。ガンダムやトランスフォーマーもそうですけど、敵にも味方と同じくらい魅力的な存在が多ければ、数をそろえたくなるのは必然です。
時代は移り、「ワタル」の商品はタカラではなくバンダイからリリースされるようになりました。かつてのファンとしては正直、複雑なところはあります。ただ、ROBOT魂でのリリースも今度出る幻王丸で8つ目、噂では空神丸も予定されているらしいとなれば、僕らはもうバンダイを応援するしかない。確かに、最初に出た龍神丸(Ver.1)は失敗だった。僕も買いました。で、結果的に手放しました。それでも次に出た龍王丸でスタイルのひな形ができて、こうして龍神丸を作り直して出してくれました。果たして、今度の出来はどうなのか。

今風に生まれ変わった龍神丸。

ROBOT魂 <SIDE MASHIN> 龍神丸Ver.2

Ver.1との比較画像がないので恐縮ですが、最大の違いは横幅の大きさでしょうか。胴体がボリュームを増し、比例して肩幅も大きくなって、力強い シルエットとなりました。個人的に歓迎しているのは、スミ入れがされなくなったことです。かつてのROBOT魂で苦手だったのは、スミ入れがいかにもペンで書きましたという見栄えだったこと。最近のROBOT魂はこの「ワタル」のシリーズとバイファムくらいしか持ってませんが、もうスミ入れはされなくなったのかもしれませんね。
顔の造形自体も、顔そのものが大きくなり、対照的に角の部分が小さくなったことで非常にバランスがよくなったと思います。見た目は非常に男前で、玄田 ボイスで方言を披露するとは思えないくらい(笑)。造形のエッジが増し、不思議と今風に見えますね。ただちょっと残念なのは、その男前な顔が、特に目が見えにくいこと。正面から見ると、目がバイザーに隠れがちになります。実際、アニメでの描かれ方はまさに2次元の嘘と言えるもので、バイザーがえぐれて反り返ったようになっていたかと思います。逆にVer.1ではそこをなんとか実現しようとしてああなったようにも見えたので、これはこれで仕方ないですね。

オモチャが僕らを補ってくれる。

ROBOT魂 <SIDE MASHIN> 龍神丸Ver.2

しかし、この龍神丸はいろいろな部分が実によく動きますね。可動範囲という点ではそれほどでもないのかもしれませんが、可動箇所は実に多い。おかげでポーズを付けるときになかなかピタリと決まらず、苦労させられました……。
特に腕の付け根と肩。腕の付け根は二重関節になってますし、肩も二重構造になっています。これは「登龍剣」を頭上に掲げるための仕様だと思いますが、おかげで色々なアクションが実現可能になりました。もとより、この首のないディフォルメ体型がアニメのように動くのは無理のある話。それを立体化するのは難産だったと思います。何度も言いますが、その難産の結果がVer.1だったわけで。試作の写真が世に出るごとに、ファンの悲鳴が増えていったのを覚えています。それを考えると、アクションを実現した上に変形まで可能にした「龍王丸」とはいったい何の奇跡だったのでしょう……。
かつてのプラクションは右腕を垂直に90度動かすことしかできませんでした。それが20余年の時を経て、ここまで自在に動かせる龍神丸を手にすることができました。一方で、もはや今の年齢では、劇中とは似てない玩具を補える想像力はありません。しかしそこは、よく出来た玩具が補ってくれる。こうして僕らはいつまで経ってもオモチャに捉えられ続けるのです……。

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