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MG 1/100 リックディアス(クワトロカラー)

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というわけで、HGUCでうまく作れなかったリベンジとなるMG版のリックディアスです。そう、最初は「リックディアスが好きだから、ちょっと大きいけどMGを買ってでもうまく作りたい!」という流れでした。ところがどうでしょう、今やMGというシリーズにドはまりしてしまっています。
理由は、そのサイズ感です。18m級のMSを1/100に縮小すると18cmくらいになるわけですが、その大きさが少年時代に作った1/144のサイズ感と似ていると思えたんです。小さいころに遊んでいたおもちゃを大人になってから触ると、「あれ?こんなに小さかったっけか」という錯覚を感じたことはないでしょうか。おそらくは、自分の手の大きさの違いや視点の違いなどが影響してるんだと思いますが、ガンプラの場合は1/144→1/100と修正してやると、その印象の差が埋まることに気づきました。それ以降はもう、残ったHGUCは積みっぱなしで、もっぱらMGばかり作ってます。

気軽に作れるMG(マスターグレード)。

MG 1/100 リックディアス(クワトロカラー)

MGはHG系よりも高額な商品です。そして、パーツも細かく多量で、出来は精密です。そうなると、上級者向けのような印象を持ってしまいがちなんですが、実はそうでもありませんでした。パーツの分割が細かいせいで色分けはほぼ完ぺき。組むだけでアニメの姿をほとんど実現できるので、素組み(塗装しない)派にとってはHG系より敷居が低いと言えるでしょう。HG系もだいぶ色分けがされてきたとは言いますが、シールに頼っている部分も多いのが実際のところ。部分塗装ですら億劫になる僕のようなおっさんには、いくらパーツが多いと言えどもMGのほうがずっと気軽に作れたりするんです。

ところで、HG系で先に作って、後からMGで同じキャラクターを作るというのも、これまた面白い体験でした。HG系ではおおざっぱに作られていた部分がMGではいくつものパーツで出来ていたりして、その緻密さと色分けの工夫にいちいち驚くことになりました。「あの箇所にこんだけディテール入れちゃう!?」とか、「ここからあの部分が覗いて見えて、色分けができてるんだ!」とか。ニヤニヤしながら作ってましたね。もうリベンジとかそんなんじゃなくて、えらくアッサリと理想のリックディアスが出来上がりました。

リックディアス大好き。

MG 1/100 リックディアス(クワトロカラー)

さて改めてMG版リックディアスですが、出来については文句なしです。HGUC版よりも頭が小さい印象のシルエットはマッシヴで、背の高さもあってたくましく、ヒロイックに見えます。可動範囲についても、個人的には問題なし。前も言った気がしますが、もともと動けるデザインでもないし、動く機体でもないしというところで、カッコよく武器が構えられれば満足です。その点、HGUCよりは格段に動きますから、前回不満だった部分は見事に解消されています。

何よりもお気に入りなのは手。拳(こぶし)。腕が二の腕から末広がりになっていくようなラインで、その先にある拳がまた大きい。しかも指がガンダム系の倍はあろうかという太さで、それに関節がついているもんだから、力強いったらないです。塊感のあるロボットが好きな僕としては、この力強い拳でご飯が食べられる。この拳を組みたいがために、きっと量産カラーのリックディアスも買ってしまうでしょう。それぐらい、この拳には魅力があります。

ただ、残念な部分がないではないです。といっても、一か所だけ。それはバルカンファランクス。頭部が展開してバルカンが出てくるわけですが、ここが連動してほしかった……。頭部が開く動きに合わせてバルカンがせり出すような仕組みがほしかった。ゾイドに慣れ親しんだ人間としては、作る前にそれが当たり前だと思っていて、連動しないと分かった時の落胆は大きかった……。今から思えば贅沢な望みかとは思いますが、ver2.0があればぜひご検討いただければと。

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