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Qステア タミヤRCバギー

Qステア タミヤRCバギー

’70年代生まれの男の子の垂涎の的、タカラのチョロQとタミヤのRCバギーがコラボしたシリーズです。発売されたのは2007年頃で、なんだか「コラボ」というものが持てはやされた時代がありましたから、その頃だったかもしれません。プルバックで走るだけだったチョロQが意のままに操れる…というのはこの「Qステア」というシリーズの前の「DigiQ(デジQ)」にもあったものですが、そのボディがタミヤの「RCバギー」というのはまさに願ってもないコラボレーションでした。
RCカーのバギーと言えば、’80年代に男の子の間で大流行していたものです。とは言え、実際に走らせようとすると数万円掛かってしまう高額ホビーだったため、子供の頃は手が届きにくかったのも事実。そんな憧れのRCカーが(だいぶちっちゃくなったけど)集められるほどの値段で現れた、というんだから、まぁ落ち着けという方が無理な話です。

ラジコンに囲まれる夢。

Qステア タミヤRCバギー

個人的にもRCバギーにはどっぷりハマり込んでました。あれは、RCバギーのブームも去ろうという頃。貯めたお小遣いとお年玉とで手が届いたのが、「グラスホッパーII」でした。ようやく憧れのRCバギーを手に入れた喜び…もつかの間、同じタイミングで友人が買った「マッドキャップ」を見て落ち込んでしまいまして…。こちらはプラスチックボディにアナログなスピードコントローラー、マッドキャップはポリカーボネートの透明ボディにFETアンプ…。こちらは旧式の焼き直し、あちらは最新マシン。今となっては旧式マシンだからこそ仕組みが分かって大正解だったと思うんですが、当時は友人が羨ましくてねぇ…。
結局、「もっとスゴいキットが欲しい」という欲望に駆られ、その後数年間掛けて「ティレル019フォード」→「スーパーアスチュート」→「ブルヘッド」→「トップフォース」→「ブッシュデビル」と買うことになったのでした。途中から「種類の違うキットを味わってみたい」という欲求に変わっていったのが丸分かりですね。もう、車体の違いがもたらす走りの個性を体感するのが楽しくてですね…。お金が無限にあるなら、集めたいくらいでした。
だからこそ、こんなオモチャが出てきたら、集めたくなるのは当然というところなのです(笑)。

ラジコンとしては、やっぱりチョロQ。

Qステア タミヤRCバギー

このシリーズのラインナップは、RCバギーブームが絶頂の頃の人気車種ですね。ホーネットは別の友人が持ってたし、アバンテやホットショットは雲の上のような存在でした。天邪鬼なもので、あえて買おうとは思わなかったんですが、憧れてはいました。いずれも後にミニ四駆で再び脚光を浴びましたが、個人的にまっすぐ走るだけのクルマに興味がなく、競争も好きじゃなかった。だからこそ自由に操れるラジコンでの再登場となれば、見逃すことができなかったんですね。
そう、基本的には「自由に操れる」のですが、実際のところまっすぐ走らせるのは至難の業だったりもします。一応、直進の向きを調整することはできるんですが、前輪の「遊び」がありすぎ、後輪の駆動力に負けて向きがズレることがよくあります。そのためカーブも意のままにならないことが多く、それを踏まえたうえで走らせるという姿勢が必要になってきます。オフロードを想定したコースなんかも売っていたので、レース遊びも可能ですが、充分練習してからでないとなかなかレースにはならないんじゃないでしょうか(笑)。前輪と後輪との間にはバンパーが仕込まれていたりもして、結構本格的なつくりになってるんですが、本領を発揮させるにはなかなか苦労しそうです。
それでも、個人的にはブーメランやアバンテが走っているのを見るだけで満足なんですけどね。

グラスホッパー

ウチのは「II」でしたが、こちらは初代。RCバギーの入門車としては、これより少し前に出た「マイティフロッグ」も有名で、そちらもQステアになってます(未所有)。後ろに向かって上昇していく末広がりなデザインは、シンプルの極みですね。前輪が細くて後輪が太鼓みたいなタイヤがきちんと再現されてて喜ばしい限り。

ホーネット

このキットをタミヤRCバギーの代名詞みたいな存在にしたのは、たぶん黒にオレンジという個性的なカラーリングが大きかったんだと思ってます。Qステアではメタリックブルーのモデルも商品化されてますが、一気に普通のバギーに見えちゃうんですよね。こちらのモデルは「ワンマットサーキット<オフロード編>」付属のモデル。

ブーメラン

個人的に、タミヤRCバギーで一番カッコいいのがこのブーメランだと思ってます。横から見れば、フロントからリアウィングまでまっすぐ伸びていく上昇ラインがシャープ。前から見れば、4WDならではのボリュームのあるシルエット。シンプルだけど安っぽくない、洗練されてるけど華奢じゃない、硬軟合わせた大人のデザイン。

ホットショット

一転、初の4WDモデルとしてデビューしたホットショットは、力強いデザイン。ところどころの無骨なラインと、ぶつ切りにされたような荒々しいレイアウト。それがQステアにもきちんと落とし込まれています。こちらも「ワンマットサーキット<オフロード編>」付属のモデル。

アバンテ

タミヤRCバギーある意味での頂点、アバンテ。豪華装備を施した最高峰モデルとしてはイグレスがありましたが、こちらは性能・デザイン・人気すべてにおいて頂点を極めたモデルなんじゃないでしょうか。未来的なボディデザインはタミヤの十八番ですが、このアバンテは未来的でありつつオフロードバギーっぽさも残した素晴らしいデザイン。

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