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トランスフォーマー MP-21 バンブル

トランスフォーマー MP-21 バンブル

トランスフォーマーの「バンブル」と言われて、「あれ、なんか名前違うんじゃない?」と思われる方も多いんだろうなとは思います。マイケル・ベイ監督による映画「トランスフォーマー」シリーズにオプティマス・プライムと並んで皆勤賞のキャラクターは「バンブルビー」。その映画の原作となるアニメでも、モデルとなったキャラクターの名前は「バンブルビー」だったんですが、日本に逆輸入された時点でちょっと略されて「バンブル」となったのでした。司令官のオプティマス・プライムが「コンボイ」という名前になっていたのと同じですね。ということで、1985年放送開始のアニメを見ていた僕らのようなおっさん達にとっては、いまだに「バンブル」という名前のほうが聞き慣れてるなぁと思うのです。

自称は「オイラ」。

トランスフォーマー MP-21 バンブル

バンブルというキャラクターは、サイバトロン(映画での「オートボット」)に味方する青年・スパイクの友人。このスパイク(スパイク=ウィトウィッキー)は映画での主人公サム(サム=ウィトウィッキー)のモデルなので、スパイクとバンブルの関係はそのままサムとバンブルビーの関係になっているわけです。ただ、映画でのバンブルビーは英語を話そうとしないし、立場も元々警護役ということなので、アニメでの関係とはだいぶ印象が違う気がしますが。

アニメでのスパイクとバンブルは本当に仲のいい同世代の友人という関係でした。デストロン(映画でのディセプティコン)とともに戦うだけじゃなく、パトロールの途中でサボって遊びに行ったりしたことも。スパイクの将来の奥さん・カーリーとの出会いから、その息子・ダニエルが少年になった頃でも、ずっと友達だったんです。だからこそ、バンブルの方もスパイクを通して、地球人を「一番の親友」というまでになってくれたのでした。

ミニボットとしてのラインナップ。

トランスフォーマー MP-21 バンブル

バンブルはミニボット。他のサイバトロンの一般的な戦士より一回り小さいサイズ。今回のマスターピースでもフォルクスワーゲンビートルにトランスフォームするわけですが、そうなると当然ビークルのサイズも一回り小さくなってしまいます。ランチア・ストラトスよりずっと小さいVWビートル……。

しかし、そこでのタカラトミーの決断は、「アニメ設定を遵守する」でした。これは大正解だったと思います。このシリーズを購入している層の多くはかつてアニメを観ていて、懐かしんでいる人たちだと思うんです。だからこそミニカーではなく、あくまでロボットモードを優先してくれたのは嬉しかった。おかげでロボットモードで他のサイバトロン戦士たちと並べると、アニメのシーンをすぐに思い出すことができます。あの、誰よりも小柄だけれど、誰よりも勇気があるバンブルの姿が帰ってきました。いや、旧玩具はアニメとはまた違った体型だったし、初めてあのバンブルがこの手の中にやってきた、と言うべきですね。

スタイルはロボット・ビークルとも文句なし。変形手順も1回で覚えられるくらい簡易で、ついついいじっていたくなります。可動や接地性も問題なしで、色々とポーズを取らせられるのは、小さくてもきちんとマスターピースクオリティ。
惜しいのは、腕の内側が空洞になってしまっているのと、顔がイマイチ似てないところでしょうか。通常顔はまだ大丈夫なんですが、オプションパーツの笑顔の方は輪郭の角がぼやけてしまって、ふくよかなおっさん顔になってしまっています。それでいて、あんまり笑っているようにも見えないし……。サイバトロン随一の表情豊かなキャラクターだけに、ここはもうちょっと何とかして欲しかったところではありますね。

ミニボットをきちんとミニボットとして立体化できたのはマスターピースならでは。サイバトロンにはミニボットの要素は欠かせないだけに、今後のさらなるマスターピース化を願っています。まずはクリフあたりいかがでしょう、やっぱり。

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