choob!

最新フィギュアで少年時代を振り返る懐古調レビューサイト

トランスフォーマー MP-12 ランボル

01

「人気キャラクターを最高・最新の技術で甦らせる最高峰ブランド」ことマスターピースシリーズの新作として、ランボルギーニ カウンタックからトランスフォームする「ランボル」の登場です。
第10弾となる「コンボイ」にてシリーズを仕切り直し、アニメ版の再現とサイズ比率の統一を命題に息を吹き返したこのシリーズ。「コンボイ」・「スタースクリーム(前作の改訂版)」という以前のラインナップの焼き直しが続いてましたんで、この「ランボル」こそが新展開の目玉と言えるでしょう。上記の「最高・最新・最高峰」というのはいつの間にやら価格の話だけになっている気がしないでもないですが、とりあえず現在の方向性と今後のラインナップには大賛成です。
トランスフォーマーの新カテゴリーの商品というと、コンボイ/メガトロン/スタースクリーム/サウンドウェーブ辺りがラインナップされた後は立ち消えになるということもないことはないので、今回のランボル登場は予想外でした。しかも、立場上”副官”の「マイスター」や、事実上”副官”の「アイアンハイド」を差し置いての商品化。まぁ、それぞれにライセンスや立体化が難しい等の問題があるんだとは思いますが、結果的には今後のラインナップに拡がりを感じさせる選択になったのではないかと思います。子供の手に届きやすかった「カーロボット」の一人なので、「バイナルテック」で呼び戻された僕のように、卒業組が戻ってきてくれればいいんですが。

理想のカウンタック。

トランスフォーマー MP-12 ランボル

さて、商品の話をしましょう。ランボルギーニ社から公式のライセンス認証を得ているこの商品、それだけにカーモードの再現は素晴らしいです。相当に工夫されたのだと思いますが、折り紙のようなカウンタックの角ばったボディと変形トイの相性はよく、分割線が気になりません。むしろ、ディテールアップに寄与している印象すらあります。ファインダー越しに見るカウンタックはまるで自動車雑誌のグラビアのようで、ボンネットに大きく映えるサイバトロンマークに違和感を覚えるほどでした。
ただ、あくまでこれは印象の話なんですが、本物のカウンタックはもう少し天井が低かったようにも思います。カウンタックは僕も写真や映像でしか見たことのない車ですが、ただでさえ横に広いフロントマスクが、低い天井のせいで余計に間延びして、強度に不安を感じるほど「薄っぺらい」という印象があります。実車は個性的なデザインで好きなんですけど、そんなこんなでカッコいいかというとそうでもないという気もしています。
トランスフォーマーは、この薄いボディの中に腕やら足やらを仕舞い込む必要があるので、薄くするにも限界があるわけです。それが功を奏して、僕の中での理想的なカウンタック像に近いものになってるんじゃないかと思うんですよね。

戦士ではあるけれど。

トランスフォーマー MP-12 ランボル

変形手順は「慣れれば簡単」というレベルでしょうか。構造は分かりやすいんですが、色々と細かい部分が動くので、手数はなんだかんだと多いように思います。
そうして出来上がったロボットモードは、もう見事と言う他ありませんね。下のギャラリーの中に初代のランボル(コレクション)と並べた写真がありますが、僕らはアニメを見ながら、これで脳内補完していたわけです。まぁトランスフォーマーに限らず、そういう時代だった訳ですけどね。ただ、説明書無しで瞬時にトランスフォームさせられるのはいいですよね…。子供時代にブンドドして遊ぶなら断然初代でしょう。
新しいランボルは、G1のアニメ版を忠実に再現してあります。ただ、アニメは相当にゆるいラインだったので、そこら辺は現代的な感覚でブラッシュアップしてある感じです。初代のイメージ通りに見事な「箱型ロボット」、なのにスマートでカッコいい、そんなバランスがいいです。
少し気になるのは、肩が若干後ろにずれている気がするのと、ちょっと表情が怖いところでしょうか。トランスフォーマーは正義と悪の戦いですが、各戦士がいかにもアメリカ的な陽気さを持ち合わせていました。今回のランボルはちょっと顔にしわが多くて、表情が険しいんですよね。トランスフォーマーコレクションのパッケージなんかはいい表情してたので、次回作はアニメ同様に肩の力を抜いた感じでデザインしていただければと思います。

広告


LINEで送る
Pocket

お読みいただき、ありがとうございました。
共感いただけましたら、以下のボタンをポンポンポンッとクリックお願いします!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です