それでもキングギドラはカッコよかった。

未来人に操られっぱなしとはいえ、確かに弱かった。ゴジラと白熱の決闘というには力不足だった。でも、現代に蘇ったキングギドラは、それ単体で見れば充分カッコよかったです。首のタテガミはなくなり、鳴き声も怪獣然とした超ドラゴン怪獣になりました。旧来のファンからは批判もあったようですが、昭和のギドラをリアルタイムで見てなかった僕は「この和風な佇まいで何故宇宙怪獣?」というところが引っかかっていたので、この設定変更は歓迎しました。
躁演が難しく、撮影前には「再現は不可能だ」とも言われていたようなのですが、そこも特に違和感はなく、現在のゴジラ映画に合わせた重厚感のあるキングギドラになっていたと思います。ゴジラがあまりにも強くて映画としてのパワーバランスが悪かったですが、キングギドラ単体では実にカッコよかったと今でも思います。
平成時代は後に何度もキングギドラが登場しますが、やはり久々の復活となったこのギドラは一番思い入れが強い。かつての大怪獣を現代風にリファインさせて蘇らせたという、シンプルな出自。そして余計な装飾のないシンプルなスタイル。今回はゴジラとキングギドラの一騎打ちという例外的な構図だっただけに、映画の内容同様、未来人の余計な干渉がなければと返す返すも残念です。

ポージングの難易度。

さてさて、それからまた20年の時を経て、再び現代に蘇った超ドラゴン怪獣。同シリーズの他の怪獣を圧倒する巨体で立体化されたそれは、ウチの撮影ブース に入るかどうかという大きさでした。結果、全体像を写真に収めるのはあきらめざるを得ず、そのスケール感をお伝えできないのは残念です。まぁ、オモチャは 実際に触ってみてナンボのものということで、そこら辺はご容赦ください…。造形は、当時のシャープなカッコよさを見事に表現できているかと思いますね。 ちょっとシャープすぎるかもしれない、という印象はありますが。その他、左側の羽根の根元がユルいのと、顎が左右に動いてしまう点は残念ではあるものの、 それら全ては、この迫力の前では瑣末なことに過ぎません。
そう、これは本当にいいものです。ゴジラでも充分感動しましたが、やっぱりこのサイズで来られると、そのぶん感動が大きくなったように思います。例えばキングギドラの首を一本一本自由に動かせるなんて、これまで想像すらしたことがなかった。その時点で感動しています。
さて、これまで見栄えがいかにも派手で強そうだ、という印象しかなかったキングギドラですが、改めて見てみるとすごいデザインだということに気付かされますね。首は三本、尾は二本、大きな羽根があり、腕はない。そして、全身が金色1色である。自分でポーズを付けようとして分かったんですが、この怪獣をカッコよく見せるのは至難の業です。羽根に首に尾と、自由に動く部分が多すぎる。それらのバランスを取った上で、いかにも 蛇足な足を何とかうまく見せなくてはならない。これまで数多のキングギドラが商品化されてきましたが、そのポージングには苦労されたんじゃないかと思いま す。その意味で、自分でポージングしなければならないモンスターアーツは、難易度が高いフィギュアかもしれません。となると、今回の記事は結果的に全身のショットが少なくて助かったなぁ、とも思ってしまうのですが…。

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