第37話から第51話とOVA1~3巻
#絶対無敵ライジンオー 第37話。マリア回。今回の邪悪獣は、町中の落書きを巨大化&凶暴化させて襲う。この時代はまだ、落書きと言えば子供のものだった模様。今や勘違いアートみたいなものばかりで、この頃よりよっぽど迷惑。縮こまって必死に落書きを消すバクリュウオーがかわいいです。
— choob! (@chooblog) 2016年10月28日
#絶対無敵ライジンオー 第38話。仁&ファルゼブ回。いつもはクールで妖艶なファルゼブが、地球防衛組の基地を見つけるべく奔走し、翻弄される様に萌えましょう。さらには、意外にも算数が得意な一面も!
なお、後半大活躍だったタイダーは、声優さん急逝により次回から声が変わるとか……。— choob! (@chooblog) 2016年10月28日
#絶対無敵ライジンオー 第39話。年末回。家業の手伝いに剣王を使う仁を、泣きながら叱責するマリア。実はお父さんの窮地を支えるのに必死だった仁は、その涙にうろたえて何も言えず……。実は二人とも、誰かのために自分を投げうって頑張れる似た者同士。暖かい気持ちになって、年が暮れます……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第40話。新年初回はベルゼブ大活躍の傑作回。ついに五次元人側に地球防衛組の正体がバレてしまい、いよいよ終盤に向けて風雲急を告げる展開に。ところどころベルゼブ様の頭身が縮むのは気になるものの、三枚目な面がお腹一杯堪能できる抱腹絶倒のエピソードです。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第41話。クッキーと吼児君がタイダーに誘拐される。窮地を脱した二人の成長は実感できるものの、クッキーをからかい続けるきららはどうしたもんか。それと、幼馴染のはずなのに、ひろし君を「高森君」よばわりするクッキーはどうしたもんか……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第42話。ライジンオーMark2回。地球防衛組の正体がバレたことを受け、秘密基地の場所を知られないよう奮闘する防衛軍、そして5年2組。終始バカにされるMark2だけど、あんなハリボテで邪悪獣に自ら立ち向かう長官に、こちらも打ち震えるおっさんのシンパシー。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第43話。巨大れいこ回。邪悪獣vs巨大れいこに時間を割くべく、敵味方の合体バンクを慌ただしく済ませる怒涛の展開。身長が高くなったことを「大人になった」と解釈するのが子供らしくていいけど、手足が同じ比率で大きくなってることを一目で見抜いた勉の眼力恐るべし。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第44話。大きくなった次の話で小さくなる回。ミクロになって人体の中で戦うという、由緒正しきベタ展開。そしてその戦場として選ばれたのは、なにかと酷い目に遭いがちな篠田先生。結果として姫木先生に泣いて心配されたのだから、体の張り甲斐もあろうというもの。
— choob! (@chooblog) 2016年11月8日
#絶対無敵ライジンオー 第45話。二度目の総集編。前回の総集編は凝った造りだったが、今回は雑な印象……。冒頭、基地の秘密などお構いなしに小学校からテレビ中継。これをベルゼブに察知されるも、なぜか中盤からほぼMVの歌合戦に。子供の頃は、こういう歌だけのシーン、苦手だったなぁ……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月21日
#絶対無敵ライジンオー 第46話。タイダー回。ベルゼブの元を追われたタイダーは、偶然にも日向ストアーに身を寄せることに。邪悪獣の出現に心揺れるも必死にあきらめようとする姿を見てると、ふと仁たちが悪者に見える瞬間があったり……。結局ベルゼブの元に戻れたことで、なぜか安堵しました。
— choob! (@chooblog) 2016年11月21日
#絶対無敵ライジンオー 第47話。大人がみんな子供になる回。タイダーの情報漏洩がもとでアークダーマの回収が始まったものの、長官のせいで事態は大変なことに。前回上げたはずの長官株が大暴落。でも幼児化した長官の西村ボイスはホントかわいい(笑)。
— choob! (@chooblog) 2016年11月21日
#絶対無敵ライジンオー 第48話。タイダー回。前回追い出された際に顔ばれしたせいで、追いかけ回されるタイダー。そして匿う仁の両親。ただ、今回一番人間味に溢れていたのは、大量のアークダーマを消費した上に裏切ったタイダーを再び受け入れたベルゼブ様なのかもしれない……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月21日
#絶対無敵ライジンオー 第49話。さぁクライマックス。空中に出現したジャーク帝国の要塞が陽昇町を持ち上げ、急転直下スペクタクルな展開に。パワーを奪われ、合体も解かれたライジンオー。立ち上がるのもやっとな状態でなんとかGジャークサタンに勝つものの、この状態であと2話もつのか!?
— choob! (@chooblog) 2016年11月21日
#絶対無敵ライジンオー 第50話。あと2回。皇帝ワルーサはベルゼブの処罰にご執心。その間に地球防衛組の男子は決死の覚悟でバクリュウオーを修理。基地組の見せ場だけでなく、個性もきっちり描かれてることに感動。なおワルーサはあっさり死亡。余裕こいて墓穴を掘るラスボスの典型でした……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月24日
#絶対無敵ライジンオー 第51話。最終回。プライドを賭けて死闘を挑むベルゼブはパイロット3人に悪夢を見せて揺さぶる。それも吼児君がクラス全員に裏切られるトラウマもの。地球防衛組全員にひとつの悪夢を見せた方が友情は確認できたかな? 感動するけど少しスッキリしない最終回でした……。
— choob! (@chooblog) 2016年11月24日
#絶対無敵ライジンオー OVA第1巻。ひろし君回。クッキーに密かな想いを寄せるひろし君。周りは気づいているけど、そこは小学生、囃し立てるばかりで事態は悪い方向へ。思い出したようにキザになる飛鳥君。地味にスペクタクルな邪悪獣と、やはり「融合すると弱くなる」五次元人ゴクドーが登場。
— choob! (@chooblog) 2016年11月24日
#絶対無敵ライジンオー OVA第2巻。パラレルワールドなお江戸回。なんだこの力の入りよう。アナログな雷神王の操縦方法の一方、自転車が出たりセリフに「イメージ(英語)」とか平気で出てくる無茶苦茶加減が楽しい。BGMも和風だし。ただ、楽しい分だけかえって切なくなる。残りはあと1話。
— choob! (@chooblog) 2016年11月24日
#絶対無敵ライジンオー OVA第3巻。本当の最終回。学校に乗り込んできたゴクドーを、地球防衛組とベルゼブ&ファルゼブが力を合わせて圧倒する。そして卒業への余韻を残し、物語は幕切れ。この先もずっと彼らの成長を見守っていきたい、そんな思いに満たされるセンチメンタルな終わり方でした。
— choob! (@chooblog) 2016年11月24日
つぶやきのまとめ
古今東西、ヒーローの物語には子供のキャラクターがつきものでした。作り手側からすれば、視聴者層である子供たちに感情移入してもらえるようにと、わざわざ用意した場合が多いんじゃないかと思います。ただ、子供の視聴者の一人だった当時、個人的にはそういったキャラクターが鬱陶しくてたまりませんでした。ヒーローの足手まといになるだけではなく、出しゃばってヒーローを窮地に追い込んだりもする。感情移入するというよりは、ある意味「ヒーローの敵」として見ていたようにすら思います。
その点、「ライジンオー」は画期的でした。ヒーローとしての力は子供たちに与えられる。机にメダルをはめ込めば、学校が基地となり、そこからロボットが出てくる。超人的なヒーローなどいない、子供の日常の先にある非日常。「子供にとって感情移入しやすいヒーローの物語」の回答が、ここにあったんじゃないでしょうか。
しかしアラフォーになってから観てしまうと、子供としての感情移入よりも、大人の視点を余儀なくされるもの。
「ライジンオー」には大きく分けて3つのタイプの「大人」が出てくるように思います。ひとつは、子供を未成熟な存在として扱い、庇護しようとする両親や防衛隊長官のような存在。もうひとつは、子供を尊重し、陰日向に応援する篠田先生・姫木先生・校長先生のような存在。最後に、子供に丸投げする無責任なエルドラン。
ただ不思議なことに、どの「大人」の気持ちも理解できてしまうんです。子供たちのことは応援しつつも、やっぱり無茶はさせたくない。しかし大人にはいろいろとのっぴきならない事情があるので、子供たちの世代のことは子供たち自身で頑張ってなんとかしてほしい……。
さらに言えば、敵である五次元人も勧善懲悪とはならずに、命令を忠実に実行しようと努めた挙句に裏切られます。無私の労働者の悲哀すら感じさせる彼らもまた、感情移入がしやすい存在でした。「ライジンオー」は大人と子供と外敵がバランスのとれた状態で成り立っている、完成度の高い世界観を持っていると言えるんじゃないでしょうか。
私とほぼ同じ世代を生きた地球防衛組のみんなも、今や同じくアラフォー。彼らがあの後どう生きてきたのか、今どうなっているのか見てみたい――。そう強く思ってしまうのも、作品にどっぷりと感情移入できたからなんでしょうね。