しかしマイスターにあらず。

さっきからマイスターを連呼しているわけですが、この商品は厳密にいうと「マイスター」ではありません。マイスターは同時発売された白いボディカラーの商品のほうの名前で、こちらの赤いほうは「Zoom-Zoom」という名前なんだそうです。なんやねん、それ、ということになりますが、どうも設定としてはマイスターのコピーロボットのような存在らしいんですね。
バイナルテックはアニメ化されていないシリーズですが、取扱い説明書などに設定などのバックボーンが記されています。ただ、その内容がとかくマニアックというか、小難しく凝り過ぎている節があって、正直なところ好きではありません。とにかく、白かろうが赤かろうが僕にとってはこれが「マイスター」で、赤を選んだのはRX-8のイメージカラーだったからです。ここからも、当時の僕がトランスフォーマーよりもRX-8に重きを置いていたのが分かりますね。

トランスフォーマーの過去と未来。

このマイスターは2004年に発売された商品でして、あれからもう10年以上が過ぎました。マスターピースのカーロボットたちを経た今の目から見ると、ロボットモードはややスタイルのバランスが悪いように見えます。胸のボンネット部分や足が異様に大きく、両肩がずいぶん離れた位置にある。ただ、もうひとつ感じたのは、この後にやってきた実写映画のエッセンスでした。もちろん映画と玩具とではデザイナーが違います。ただ、実車が変形するということのリアリティのようなものが、この商品にも求められたのかもしれません。特に足のあたり、車の形が細かく分割されて別の形を成しているところに、今から思えば未来のトランスフォーマーのテイストがなんとなく見えていた気もします。

バイナルテックは自動車メーカーから初めてライセンスを取得して作られたシリーズでした。ライセンスを取得しての設計は、オリジナルのそれよりも多くの困難を伴うのでしょう。まして初めてのケースならばなおさら。その結果、こうしてRX-8のモデルカーでありつつG1マイスターの面影がある商品が出来上がったら、そりゃあトランスフォーマー熱もよみがえろうというものです。本作は、このシリーズの中で8番目の商品。それを知ってから、僕は慌てて過去の商品を探し求めることになったのでした。

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