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トランスフォーマー MP-28 ホットロディマス

トランスフォーマー MP-28 ホットロディマス

初代アニメのキャラクターを順調にラインナップへ加えてきたマスターピースシリーズに、突如として「2010」からホットロディマスが加わりました。発表当時は前触れのなさに驚いたものですが、マスターピースにはこの後にビーストウォーズや実写映画版のキャラクターが続々加わっていきます。ホットロディマスはまさにその先陣を切る存在でした。

なんだかスッキリしない。

トランスフォーマー MP-28 ホットロディマス
これまでの商品とは違い、複数のデザイナーによる設計という点が強調された本品。カーモード、ロボットモード及び変形のメカニズム、最終的な調整と監修という3人体制で作られたとのことです。なんでもマスターピースは海外でも人気が出て好調で、デザイナー総動員での開発体制が敷かれているらしい。マスターピースの大ファンとしては、とても喜ばしいことです。 それでも本品の商品写真が出回った頃は、ずいぶん心配になりました。上半身が横にも前後にも大きく、対照的に下半身が貧弱に見えるシルエット。これが実際に手に取ると、意外に気にならないのが不思議です。ただ、写真に撮るとやっぱり背負い物が大きく、肩の位置がおかしい印象。でも生で見るとおかしくない。なんだか騙されてる気もします。 とは言え、MP-9版のホットロディマス(感想はこちら)と比べたら、やっぱり全体的なバランスが悪いとは思いますね。架空のビークルという、比較的自由にやれるはずのモチーフで、いったい何が足かせになったのか。実質的なリニューアルであり、しかもロディマスコンボイへの変形がなくてこの出来というのは、正直なところ少々寂しいです。

ロディマスの呪い。

トランスフォーマー MP-28 ホットロディマス
見た目で気になるのは、あとは顔つきでしょうか。本編ではもう少し四角い顔だと思うんですが、頬がこけているレベルの細面です。ほとんど水平になっている切れ長の目と相まって、なんとなくアジア人っぽい顔つき。表情がなく、あまり血気盛んな若者という感じはしません。せめてサンストリーカーのように表情パーツがあったらなぁ、と。 変形はシンプル。メガトロンやサンストリーカーを経た今から見れば、非常に心地のいい難易度です。それでいて肩の水平回転はハッとさせるギミックで、面白さも織り込み済み。ジョイント多用で各部をカッチリつないでいるのが印象的で、安心感のある構造になっていました。 一方で、長めのかかとはあるものの、背負い物の重さは隠せず、ポーズを付ける際はバランスに気を遣います。また、腰を前に倒す箇所の関節が緩く、角度を維持できないのが残念でした。 造形のいいMP-9は成形不良、本品もメッキが剥げやすいなど、マスターピースのロディマス系は呪われてるんじゃないかという気もします。ホットロディマスは本編にあまり登場しないのでまだいいんですが、総司令官のロディマスコンボイは今度こそ決定版が欲しい。リニューアルされる暁には、2度の経験を活かしたものにしていただきたいと思います。期待しています!

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